出雲風流花踊りは、出雲大神宮において、毎年4月18日の花祭り(鎮花祭/はなしずめのまつり)に奉納される風流踊りです。
本来は、雨乞いその願済ましの芸能で、花踊りの他、笹踊りとも浴衣おどりとも呼ばれており、発祥は室町時代にさかのぼります。
明治16年の大干ばつを最後に途絶えていましたが、大正13年に地元氏子の手により復活し、鎮花祭の恒例行事となっています。
色とりどりの衣装、四季の花づくしを趣向とする花笠とともに締め太鼓を手に踊る姿は、いかにも風流らしく華麗で、祭当日の境内はカメラの放列ができています。
地元保存会では、小学生や高校生に花踊りを指導したり、他の神社や文化団体等の出張講演にも協力しています。
なお、この踊りは、京都府の無形民俗文化財に登録されています。
〔連絡先: 出雲風流花踊り保存会 会長 廣瀬 義直〕
E-mail: