愛宕神社は石松山(通称牛松山)の麓の千歳町国分南山ノ口1番地に鎮座し、507年(継体元年)の創建といわれています。
社殿には祭神として火産霊神(ほむすびのかみ)、伊邪那美神(いざなみのかみ)及び大国主神(おおくにぬしのかみ)がお祀りされています。
社殿は鎌倉時代に造られたものといわれ、一間社流造りで国の重要文化財に指定されています。
また当神社より山城の国の鷹ケ峯に分霊後そこから愛宕山の阿多古神社に遷され、さらにそこから全国の一千余社に分霊されたことから愛宕の本宮と尊称されています。
当神社は御祭神からもわかるように、火の神様で防火や万物の生みの親として各地から多くの「愛宕講」の参拝者が訪れています。
なお、毎年4月24日に「鎮火祭」が執り行われ、『火迺要愼』の御札を求めて多くの人が訪れています。
☎0771-23-9341